イエス キリスト

創価学会 (新潮新書)を読んで

永劫回帰のような・・・

創価学会 (新潮新書)を読んで

創価学会については、シンパでもなくアンチでもないのですが、島田裕巳さんの本ということで読んでみました。
といっても、まだ途中です。

創価学会 (新潮新書)創価学会 (新潮新書)
(2004/06)
島田 裕巳

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この中で気になったのが次の一節、

「もし創価学会が高度経済成長の時代に勢力を拡大することがなかったとしたら、日本の社会のあり方も大きく変わっていたかもしれない」

なぜ、創価学会の拡大が、日本の社会の姿に影響したのかということですが、

それは、
創価学会が、都市の周辺のスラムに流れ着き、社会主義や共産主義に組織化され、革命を起こすべきはずの下級階層を吸収して、勢力を拡大したということなのです。

ここでいわれる下級階層とは、地方から都市に働きに出てきた若年層のことです。

つまり、革命に走るはずの若者が、創価学会に吸収されてしまったというのです。
社会改革を行うべき者たちが、宗教に救いを見てしまったので、
日本において、革命がおきなかったというのです。

「宗教はアヘンだ!」というマルクスの言葉がありますが、まさしくそのとおりになってしまったのです。

社会の矛盾を追及し、改革すべきなのに、
仏に祈ることで幸せを得る道を選らんだわけです。
仏に祈ることで、心の平和が得られるかもしれませんが、それだけでは、社会の矛盾は解消されません。

宗教は、共産主義、というより、社会の矛盾を解消しようとする動きにとって、マイナスなのです。

もちろん、日本において革命が起きず、共産主義国家にもならなかったのは、とても幸いでした。
一時期、本屋に毛沢東語録なんかが積んでありましたが、
一部の熱狂者に支持されただけで終わったのは本当によかったのです。

が、
若者が宗教にのめり込み、社会を改革していこうという思いを持たなくなるのは、問題です。
やはり、マルクスがいったように
「宗教はアヘン」です。

宗教を持つことには大賛成ですが、
宗教に逃避し、それだけで幸せになろうという態度は、間違っていると思います。

ところで、
私の周りには
創価学会の姿がぜんぜんなく、
最初に書いたように、シンパでもアンチでもありません。

他の仏教宗派を攻撃する日蓮さんのやり方には
まったく賛成しませんが。



[ 2012/11/02 07:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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