イエス キリスト

首楞厳三昧経

永劫回帰のような・・・

首楞厳三昧経

鳩摩羅什が漢訳した「首楞厳三昧経」を手に入れました。

やはり、こちらが人気がない方で、
小倩が読んだと思われるのは、
「大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経」の方です。

「大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経」をぜひ読んでみたいのですが、
普通に売ってはいないようで、
経本屋さんにでも問い合せないとだめなんでしょう。

ところで、
「首楞厳三昧経」を読んで人気が出ないわけがわかりました。
というのは、わたしたちに関係のないことが書かれているからです。

「首楞厳」とは、梵語シューランガマ(śūraſgama)の音写であり、漢訳すれば、一切事究竟堅固(いっさいじくきょうけんご)です。
チベット語からの翻訳では、「英雄的な行進」。
だから、「首楞厳三昧」は、「英雄的な行進という三昧」となります。

だいたい西暦100年前後に成立したお経だそうです。

で、このお経の最初のところに、

「英雄的な行進という三昧は、第十の階梯に入っている菩薩によって得られるのである」

とあるわけです。

第八や第九の階梯の菩薩では、まだ得られない三昧なのです。

ということで、まず、私たちには無関係! 

そのあと、インド式に、無秩序にだらだらと
「英雄的な行進という三昧」とはどんなものか103の句で示されています。

たとえば、
60 あらゆる真実の世界のはてまで、さまざまな奇跡をあらわすこと
62 あらゆる世界において衆生の用いる言語をすべて理解すること
65 必要な品々を自由に手に入れる力を獲得していること
68 菩薩のあらゆる秘奥の法を獲得すること
69 あらゆる世界において光明を放つこと

が、最初に「自分には関係のない話」と思ってしまうので、読む気が失せます。
いくら読んでも、凡夫の私には遠い話じゃありませんか。

「第十の階梯の菩薩って、こんな三昧を習得するんだ」と知ってそれで終わり。
二度三度と読んで勉強しようという気になりませんよね。

ここが人気の出なかった理由です。

「こういう三昧をすると素晴らしい境地が得られますよ!」という書き方であれば
みんなに読まれたろうと思います。




[ 2012/01/08 16:37 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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