イエス キリスト

内山興正に駁す

永劫回帰のような・・・

内山興正に駁す

内山興正の「観音経を味わう」を読んで。

「キリスト教などの宗教は、それを神話的教義にくるんで教えています。けれどいまや自然科学的世界観が神話的世界観にとって代わってしまい、神話的なお伽噺が通用しなくなるとともに、神様の影もうすれてきてしまいました。・・・・
ところが、仏教という老朽殿堂の奥深くには、そんなお伽噺的神話にまぜた話ではなく、もっとも純粋な形で、しかも具体的な実践修行のみちとともに、はっきり示してくれているものがあります」の文。

昭和43年ごろの出版ですが、なんとも寂しい考えです。
仏教は、キリスト教と違う、あるいはすぐれているということを、このように主張しているのを改めて読んで、つまらないと思いました。
仏教のセールスポイントはこれだけなのですか?

この人にかぎらず、仏教を信じる人で、仏教は無神論(?)だから優れているとおっしゃる人が多いですが、非常に狭い考えです。
禅宗系の人にその傾向があると思いますけど。

仏教に神話がないと思うのは、仏教を良く勉強していないからです。
内山興正は、りっぱな禅宗の坊さんですが、勉強が足りないのです。
いや、自分の見たいものだけを見て、他のものを見ていないのです。
禅宗の坊さんだから、勉強が足りないのはしかたないですね。



自然科学的に言えば、
猿から進化したばかりの人間が、悟って仏になれると思うのもどうかと思いますが。

内山さんの考えでは、単に心理学的な精神状態の変化が悟りなのでしょう。
悟って仏になるというのとは違います。

以上、「駁す」なんて威勢よく書きましたが、
論理的な反論になりませんでした。

キリスト教の旧約聖書は、神話が多く含まれているのは確かです。
エデンの園が本当にあったなどと思うのは、はっきり言っておかしい。
しかしながら、
キリスト教は、長い歴史の中でずいぶんと研究や修行されてきましたので、たいへん奥深いものがあります。
聖書の中に神話が含まれているからという理由だけで価値なしとするのはどうでしょうか。



[ 2011/11/27 22:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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