「敵が来て、毒麦を蒔いていった」
と聖書にありますが、
確かに
毒麦が混ざっています。
これには用心しなければいけません。
「渡る世間に鬼はなし」
などと甘い考えではいけません。
世間には鬼がいます。
ぼんやりした目では見えないだけです。
普通の人間が
つい出来心で罪を犯してしまうのとは、
まったく別です。
根っからの悪です。
育ちが良かった悪かったという問題ではありません。
社会が良い悪いという問題でもありません。
「25人に1人良心のない人間がいる」ということですが、
それが、
「毒麦」なのでしょうか。
とにかく
茂みの中に毒蛇がいるように、
人間の集団の中には
根っからの悪人がいるわけです。
「孟子」の性善説はあまっちょろい考えだといえます。
なお、かつて
魔女だ異端だといって
多くの人間を焼き殺していたものどもは、
善のほうに属するのではなく、
悪のほうに属するものたちです。
毒麦たちは、
正義を前面に押し出して
残虐行為を働くのです。
以上のことは、
若い女性が殺される動画を観ての確信です。
イスラム教の石打ちの刑です。
が、
刑というより、ただのリンチです。
人を殺すのを楽しんでいるのです。
女性一人をよってたかって惨殺する!
是は宗教的信念によるというより、
それに名を借りたただの残虐行為です。
人が殺されるところを携帯電話で撮影しているバカもたくさんいました。
みんな人間じゃありません。
人間の皮をかぶった鬼でしょう。
日本でも同様のことが過去にありましたから、
日本人の中にも
多くの毒麦が混じりこんでいるといえます。